テーマはAI活用による創作活動について。
先日、歴史小説大賞に応募した。
経緯としては、自分の本来の文体がBL執筆にあまり適していない自覚があったこと。そして同時期に好んで読んでいた歴史小説に親しみがあったという理由が挙げられる。
そんな自分が書いてみようと思い立ったものの、立ちはだかったのが時代考証である。
歴史小説の執筆にあたり、藤沢周平氏や宮城谷昌光氏、葉室麟氏の本を手に取り読了した。しかしそのほとんどの物語の土台にあるのは、正史の事件や歴史的な背景であった。
もちろん、時代背景だけ踏襲しオリジナルストーリーを展開することもできるだろう。少女が主人公のグルメものなど個人的に書いてみたいと思った。
しかし、例えそのようなライトな物語でさえ時代考証が――いや時代背景の決定が必要なのである。
当時、江戸時代中期(今作の大河ドラマを見ている程度)の歴史程度しか頭に入っていなかった自分には、到底知識が足りなかったわけだ。
(きっと自分が理系選択で、大学進学の際に倫理を選択したのも日本史に疎い理由だろう)
そういう状況で、今回は時代背景の選定にAIをフル活用したという訳である。
今回、活用したAIはClaudeである。
こちらは無料で利用でき、何より文章生成に強いということから私の仕事の相棒でもある。
時代小説の執筆にあたり、主人公の選定とストーリーの概要は決まっていたことから、物語の土台となる時代背景の選定を目的に対話を開始することにした。
※プロンプトが非常に適当なのは悪しからず。
大賞の応募を決めてからお手本となる作品を読みストーリーラインを決めるまで約1週間で行っている。
逆に言えば、AIを活用すれば1週間でまったく専門外のストーリー執筆ができる可能性があるということである。
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